縛りなしWiFi使ってみたので徹底評価!悪い評判・デメリットもぶっちゃけます
話題の「縛りなしWi-Fi」を使ってみたので本気のレビューしていきます。
縛りなしWi-Fiは正直オススメなのか、デメリットはないのか、など縛りなしWi-Fiを徹底的に評価したので購入検討の参考になればと思います。
また、私以外にも縛りなしWi-Fiを利用した人のリアルな評判などもお伝えしていきます。
- 縛りなしWi-Fiの基本情報
- 縛りなしWi-Fiが人気の3つの理由
- 縛りなしWi-Fi使ってみた評価
- 縛りなしWi-Fiの悪い評判
- 縛りなしWi-Fiの5つのデメリット
- 縛りなしWi-Fiは本当に安いの?各社比較
- 縛りなしWi-Fi4つの端末詳細
- 縛りなしWi-Fiまとめ
縛りなしWi-Fiの基本情報
月額料金 | 3,300円 |
契約期間 | なし |
通信容量 | 無制限 |
通信速度 | ・WiMAX端末:440Mbps ・Softbank端末:612Mbpd |
運営会社 | フォン・ジャパン株式会社 |
縛りなしWi-Fiは「フォン・ジャパン株式会社」が運営するポケットWiFiレンタルサービスです。
縛りなしWi-Fiは「月額3,300円で利用できる」「契約期間の縛りがない」という事が大変魅力のポケットWi-Fiです。
縛りなしWi-Fiが人気の3つの理由
【1】契約期間の縛りがない
「縛りなしWi-Fi」は名前の通り、契約期間の縛りがありません。そのため解約は好きなタイミングで出来るのが大きなメリットです。
例えば通常、WiMAXなど購入型のポケットWi-Fiは2年など契約期間の縛りがあります。そして契約期間中に解約すると違約金が発生するため気軽に解約出来ないんですよね...
しかし「縛りなしWi-Fi」はレンタルなので契約期間がありません。そのため好きなタイミングで解約出来るのが大きな魅力です。
また、縛りなしWi-Fiは一時的にWi-Fiが欲しい人や、いつ解約するのか決まってない人にもピッタリです。したがって誰にでもオススメできるポケットWi-Fiと言えます。
【2】料金が安い
縛りないWi-Fiは月額3,300円で利用出来るのも大きな魅力です。月額3,300円という金額はズバリ、ポケットWi-Fi業界で一番安いです。
また、縛りなしWi-Fiには「縛っちゃうプラン(3年契約)」というプランがあります。この「縛っちゃうプラン」にすれば何と月額2,800円で利用出来るので破格の値段です
ただ、個人的に「縛っちゃうプラン」はあまりオススメしません。
というのも、3年以内にポケットWi-Fiが不要になる人は意外と多いからです。例えば...
・固定回線にしたからポケットWi-Fiが不要になった
・オンラインゲームを辞めたからポケットWi-Fiがいらなくなった
など3年以内にポケットWi-Fiが不要になる人は意外と多いです。従って「縛っちゃうプラン」は月額料金こそ安くなりますが、最終的に損する可能性もあります。
【3】通信量無制限
縛りなしWi-Fiは通信量も無制限です。公式サイトでも大々的にPRしてますね。ただ、通信量は無制限ですが速度制限される条件があるので注意。
↓以下速度制限される条件
WiMAX端末 | 3日10GBで一定時間速度制限 |
Softbank端末 | 1日2GBで当日速度制限 |
※端末は自分では選べません。そのためWiMAXになるか、SoftBankになるか手元に届くまで分かりません。
上の表の通り、通信量が無制限といっても速度制限はされます。なので通信量無制限というのは少し詐欺のような気がします...
また、WiMAX端末なら3日で10GBなのでSoftBank端末より通信量が多いです。従ってSoftBank端末が届いたら少し損と言えるでしょう...
ちなみに、ポケットWi-Fiの中で通信量が完全無制限なのは「どんなときもWi-Fi」だけです。
縛りなしWi-Fi使ってみた評価
項目 | 評価 | 感想 |
料金 | ◎ | とても安い |
通信速度 | ○ | 動画も快適に見れました |
通信容量 | ○ | 十分です |
契約期間 | ◎ | いつでも解約可能 |
総合評価 | 93点/100点 | 超おすすめです! |
縛りなしWi-Fiを使ってみました。先に結論を言うと超おすすめのポケットWi-Fiでした。動画もサクサク見れたので通信速度に問題もありませんでした。
正直「縛りなしWi-Fi」は評判が良すぎて逆に怪しかったのですが、実際に使ってみたら噂通り、ほぼ完璧のポケットWi-Fiでした。
今まで私は15社以上のポケットWi-Fiを実際に使ってレビューしてきましたが、「縛りなしWi-Fi」は一位・二位を争う超おすすめポケットWi-Fiです。
したがってポケットWi-Fi選びに迷ったら、とりあえず縛りなしWi-Fiを選ぶのが間違いなしです。万が一不満があったらいつでも解約出来ます。
縛りなしWi-Fiの悪い評判
縛りなしWi-FiはとてもオススメのポケットWi-Fiですが、悪い評判も一定数あるのは事実です。
そこでTwitterで見かけた縛りなしWi-Fiの悪い評判を載せていきます。
縛りなしWiFi、まるで使い物にならんなぁ
— タビセン@田舎の臨時教員 (@Tabisen_writer) February 10, 2019
連日の速度制限で結局スマホのテザリングに頼りっきりだ
これは本当にライトな使い方をする人向けのサービスなんだろうな
うちには全く向かんわ
縛りなしWIFI が遅すぎてぜんぜん使えない😑
— mina (@norasan721) September 28, 2019
こんなの酷すぎる。 pic.twitter.com/D97QXa2VIF
縛りなしWi-Fiの悪い評判をツイッターで調査した結果、「通信速度が遅い」という悪い評判がほとんどでした。
ただ、「通信速度が遅い」と書き込んでいた人を詳しく見た結果、常に通信速度が遅いという訳ではなく、一時的な通信混雑で遅くなっていた場合がほとんどでした。
通信が混雑すると一時的に速度低下するのはポケットWi-Fi各社に共通する事です。したがって「縛りなしWi-Fi」にだけ限ったことではありません…
縛りなしWi-Fiの5つのデメリット
【1】支払い方法がクレジットカードのみ
縛りなしWi-Fiは支払い方法がクレジットカードのみです。※デビットカードも不可です。
↓以下縛りなしWi-Fi対応クレジットカード
- VISA
- JCB
- MasterCard
- AMERICANEXPRESS
- DinersClub
上記5つのクレジットカードに対応しています。
そしてクレジットカードがない人は縛りなしWi-Fiを利用出来ません...元々ポケットWi-Fiは基本的にクレジットカードのみの会社が多いので仕方ないですね。
しかしながら「SPACE Wi-Fi 」なら口座振替にも対応してるので、クレジットカードがない人にはオススメです。
SPACE WiFiも縛りなしWi-Fiと同じで契約期間がありません。
またSPACEWi-Fiは民泊Wi-Fiとして知られていますが、個人利用者も多いのでクレカがない学生さんなどにも人気です。
↓SPACEWi-Fiと縛りなしWi-Fiの比較
項目 | 縛りなしWi-Fi | SPACE Wi-Fi |
月額料金 | 3,300円 | 3,680円 |
通信容量 | 無制限 | 無制限 |
契約期間 | なし | なし |
初期費用 | 1,000円 | 無料 |
サポート | △ | ◎ |
回線 | Softbank WiMAX |
Softbank WiMAX |
支払い方法 | クレジットカード | クレジットカード 口座振替 |
上記の通り、SPACEWi-Fiは月額料金こそ縛りなしWi-Fiに劣りますが、初期費用は無料です。従って利用期間によっては縛りなしWi-Fiよりお得に使えます。
【2】端末を選べない
上の画像のとおり、縛りなしWi-Fiには4つの端末があります。しかし端末は自分では選べません。
そのためWiMAX端末が良かったけどSoftBank端末になった...などが起こる場合があります。
しかし、端末は指定できませんが条件によっては回線は指定することが出来ます。
↓以下回線が指定できる条件(公式引用)
WiMAXまたはSoftbankいずれかの電波が受信できない場合に限り、回線(WiMAX/Softbank)のご指定は可能となっております。
ご指定がございます場合はお申し込み後にお問い合わせよりご連絡下さい。
上記のとおり、お住まいの地域の電波状況が問題でWiMAXの回線が使えなければSoftBankにすることが出来ます。
もちろん、WiMAX・SoftBank回線の電波状況に問題がない場合は回線の指定は出来ません。
【3】解約金が高い(縛っちゃうプラン)
縛っちゃうプラン(3年契約)は解約金が高いです。契約期間中に解約すると15,000円の解約金が発生します。
そして15,000円の他にも端末代も請求されます。端末代は契約残数月×1,200円が一括請求されるので注意。(つまり端末代は合計43,200円)
伝え忘れていましたが、縛っちゃうプランは「601HWシリーズ」というSoftBankの新品端末が支給されます。この「601HWシリーズ」は契約期間なら実質無料なので月額は発生しません。
しかし契約解除すると端末代を契約残数×月1,200円の一括払いなので非常に高額です。
例えば「縛っちゃうプラン」を12ヶ月利用して解約するとなると、「15,000円(解約金)+28,800円(端末代/24ヶ月分)=43,800円」となります。
従って「縛っちゃうプラン」は月額2,800円と破格の値段ですが、契約期間内に解約すると高額になるので個人的にオススメしていません。
ただ、契約期間内に解約すると高額料金が発生するのは「縛っちゃうWi-Fi」だけではありません。
解約金が高額なのは様々なポケットWi-Fi会社に共通する事です。
【4】サポートが悪い?
縛っちゃうWi-Fiはサポート体制がまだ整っていないため、返信が遅れたり電話が混んでて繋がらない場合があります。
また、電話サポートも13:00時~19:00時までなので午前中にトラブルが起きたら電話で相談出来ません。チャットサポートなら公式サイトからいつでも出来ます。
また、縛りなしWi-Fiは元々、契約期間がないWi-Fiなので不要になれば解約する人が多いです。そのため購入型のポケットWi-Fi会社と比べると解約の相談電話が多いと思います。なので電話が混みやすい状況の会社なのかもしれません。
ちなみにサポート対応を重視する人は「SPACE Wi-Fi」がオススメです。SPACE Wi-Fiはサポート対応にとても力を入れているので困った時はいつでも相談出来ます。
【5】解約は月単位なので注意
縛りなしWi-Fiの解約は解約申請した翌月末となるので注意。例えば10月に解約申請したら11月末が解約日です。
したがって10月まで使う予定なら9月には解約申請をしないと11月分の料金も発生します。
解約申請は公式サイトの問い合わせフォームから簡単に出来るので特に困るところはないと思います。
また、「縛りなしWi-Fi」はレンタルなのでクーリングオフがありません。なので契約後のキャンセルは出来ません、最低1ヶ月は利用する必要があります。※端末が発送される前ならキャンセル可能です
そして忘れてはいけないのが、解約は解約申請した翌月の末です。なので1ヶ月だけ利用するなら月末に手元に届くよう日程を調整する必要がありますね。
ちなみに縛りなしWi-Fiの「縛っちゃうプラン」なら3年契約なので契約してから8日以内であればクーリングオフが可能です。
縛りなしWi-Fiは本当に安いの?各社比較
縛りなしWi-Fiの月額料金3,300円は本当に安いのか疑問を感じる人も多いと思います。例えばポケットWi-Fiの広告は「月額2,000円~!」なんて大々的に公表している会社もあります。
ただ、実は「月額2,000円~!」と広告を出している会社のホームページに訪れると、初月だけ2,000円で2ヶ月目からは4,000円などのケースがほとんどです。
私の知る限り月額2,000円で利用できるポケットWi-Fiはありません。加えて縛りなしWi-Fiより安い会社も今の所ありません。
↓縛りなしWi-Fiは本当に安い事を伝えるために、下記では人気のポケットWi-Fi会社の比較表を作りました。
会社 | 月額料金 |
縛りなしWiFi | 3,300円 |
どんなときもWiFi | 3,480円 |
SPACE WiFi | 3,680円 |
GMOとくとくBB | 4,263円 |
Broad WiMAX | 4,011円 |
SoNet WiMAX | 4,379円 |
カシモWiMAX | 4,079円 |
上記の通り、「縛りなしWi-Fi」は一番安いです。
ただ、「Broad WiMAX」や「GMOとくとくBB」はキャッシュバッグが貰えるので実質月額は3,800円ほどになります(キャッシュバッグの金額は毎月バラバラです)
しかしながら「GMOとくとくBB」や「Broad WiMAX」で最大キャッシュバッグが出た時でも実質月額は3,500円でした。(縛りなしWi-Fiは月額3,300円なので最大キャッシュバッグ時と比べても200円安いです)
加えて縛りなしWi-Fiは「縛っちゃうプラン」にすれば月額2,800円なのでポケットWi-Fi業界でも圧倒的な安いと言えます。
縛りなしWi-Fi4つの端末詳細
【1】603HW(SoftBank回線)
最高通信速度/下り | 612Mbps |
同時接続 | 13台 |
連続通信時間 | 8.5時間 |
連続待受時間 | 850時間 |
603HWはSoftBank回線を利用したワイモバイルの人気ポケットWi-Fi端末です。
603HWの特徴は通信速度が早い事です。603HWはワイモバイルのポケットWi-Fiの中でも性能が最高クラスなので手元に届いたら結構ラッキーとも言えます。
ちなみに603HWは「下り(ダウンロード)最高速度612Mbps」と書かれていますが、あくまで製品の公式に書かれた最高速度は理論値なので99%出ません。
通信速度は基本的に15Mbps以上出れば快適にインターネットが利用できる速度です。603HWは20Mbpsは安定して出る端末なので十分です。
【2】502HW(SoftBank回線)
最高通信速度/下り | 187.5Mbps |
同時接続 | 10台 |
連続通信時間 | 10時間 |
連続待受時間 | 850時間 |
502HWは現在生産が終了したワイモバイルの過去の製品です。つまり、上で紹介した603HWの旧型です。ただ、502HWは通信が安定してると評判なので特にハズレといった訳でもありません。
502HWの評判を詳しく調べてみると山間部でも30Mbps以上出たという書き込みもありました。
502HWは、603HWの旧型と言われると性能が悪い風に聞こえますが、通信速度に差はありません。充電のもちに少し差がある程度です。
【3】WX05(WiMAX回線)
最高通信速度/下り | 440Mbps |
同時接続 | 10台 |
連続通信時間 | 14時間 |
連続待受時間 | 700時間 |
バッテリーもちが素晴らしい端末WX05。WiMAXの製品の中でも新しい端末です。下り最速で440Mbps出るという事は実質速度も20Mbps以上は安定します。
ただ、端末が高性能でもWiMAX回線の対応エリアから少し外れていたら通信速度も下がってしまうのでお住まいの地域で通信速度は決まります。山間部などではWiMAXは少し弱いのでSoftBankにした方が良いかもしれません。
↓WiMAXの公式サイトでは下記画像のように地域の電波チェック出来ます。※ピンクの部分が通信可能エリアです
また、WiMAX公式サイトでは「ピンポイントエリア判定」という機能もあり、地域名を入力すれば電波状況が「◯、△、×」で判定されます。※◯以外だったらWiMAX回線は利用しない方が良いです。
【4】W04(WiMAX回線)
最高通信速度/下り | 440Mbps |
同時接続 | 10台 |
連続通信時間 | 10.5時間 |
連続待受時間 | 850時間 |
WiMAXのポケットWi-Fiシリーズでも評判の良いW04。バッテリー性能は上で紹介したWX05より劣りますが、通信速度はWiMAXのポケットWi-Fiの中でも特に良いです。従ってW04が届いたら結構ラッキーとも言えます。
※縛りなしWi-Fiは4つの端末がランダムで送られてきますが、在庫状況によっては上で紹介してきた4つ以外の端末が送られてきます。
また、WiMAX回線は地方に少し弱いので山間部や地方に住んでる人はWiMAX公式サイトで通信エリアのチェックを推奨します。
縛りなしWi-Fiまとめ
以上が縛りなしWi-Fiを使ってみた評価やデメリットとなります。縛りなしWi-Fiは「料金が安い・通信無制限・通信速度も問題なし」の三大要素が揃ったポケットWi-Fiです。
また、縛りなしWi-Fi最大のメリットは「いつでも解約できる」という事ですね。通常ポケットWi-Fiは2年契約なので契約期間中に解約すると1万円~2万円の解約金が発生します。
しかし「縛りなしWi-Fi」は契約期間が元々ないので、好きなタイミングで解約してOKです。
これまでWi-Fiサービスは2年縛りにより、他社に乗り換えたいけど解約できない、不要になって解約金を仕方なく払った...など2年縛りは利用者にとって邪魔でしかありませんでした。
しかし、「縛りなしWi-Fi」はレンタルWi-Fiなので好きなタイミングで利用開始・解約も出来るので大変魅力です。そして料金も安いため、縛りなしWi-Fiは気軽に使えてコスパも最強のポケットWi-Fiと言えるでしょう。