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【無料入手】置くだけWiFiおすすめは?ドコモ・au・Softbank・WiMAX比較

置くだけwifi

工事不要でスグに使える「置くだけWi-Fi」、固定回線と比べると手軽で料金も安いので人気が高まっています。

しかし「置くだけWi-Fi」を販売する会社は多いので結局どこが良いのか分かりませんよね...

また、置くだけWi-Fiには意外と知られていないメリット・デメリットなどもあります。

そこで当記事では「置くだけWi-Fi」の購入に失敗しないために、置くだけWi-Fiの基礎知識をはじめ、オススメの置くだけWi-Fiをお伝えしていきます。

 

置くだけWi-Fiとは?

置くだけWiFi

「置くだけWi-Fi」とは上の画像のような大きめのWi-Fiルーターです。(ホームルーターとも呼びますね)

「置くだけWi-Fi」はコンセントを差し込むだけでスグにWi-Fiが使えます。そのため固定回線のように面倒な工事は不要です。加えて初期設定も特にないので購入後はサクッと使えるのが魅力ですね。

置くだけWi-Fiならオススメはどこ?

置くだけWi-Fi現在、「ドコモ・ソフトバンク・au・WiMAX」の4つのキャリアが提供しています。

しかしながら、ドコモは「置くだけWi-Fi」を法人にしか提供していません。そのため当記事ではドコモについては書きません。

また、auの「置くだけWi-Fi」はWiMAXの回線を利用してます。したがって実質「置くだけWi-Fi」を提供しているキャリアは、ソフトバンクとWiMAXだけになります。

そして先に結論を言うと「置くだけWi-Fi」ならWiMAXが一番オススメです。

↓以下、置くだけWi-Fiを提供する各社の比較表

キャリア 月額料金 初期費用 キャッシュバック
au 4,880円~ 3,000円 ×
WiMAX 1,380円~ 3,000円
Softbank 3,800円~ 3,000円

上記の通り置くだけWi-FiならWiMAX(ワイマックス)が最安料金で提供しています。

また、各キャリアの置くだけWi-Fiの評判をSNS・口コミサイトで調査した結果。「置くだけWi-Fi」の利用者満足度はWiMAXが一番高かったです。

したがって「置くだけWi-Fi」を利用するならWiMAXが最も通信性能が優れていてコスパも良いです。ちなみに私もWiMAX回線の置くだけWi-Fiを利用しています。

置くだけWi-FiはWiMAXが一番オススメだがプロバイダ選びも重要

置くだけWi-FiならWiMAXが一番良いとは言いましたが、WiMAX回線を借りてる通信会社(プロバイダ)は20社以上あります。

そしてWiMAXプロバイダによって料金はバラバラなのでプロバイダ選びはとても重要です。

↓WiMAXのおすすめプロバイダ4選(下記4社は置くだけWi-Fiを無料で提供しています)

⇔スマートフォンで閲覧の方、横スクロールできます⇔

プロバイダ 月額料金 初期費用 キャッシュバック 契約期間
GMOとくとくBB ・1~2ヶ月目3,609円
・3ヵ月目~4,263円
3,000円 30,000円~ 3年
Broad WiMAX ・1~2ヶ月目2,726円
・3~24ヶ月目3,411円
・25ヶ月目~4,011円
無料 0円 3年
カシモWiMAX 1ヵ月目1,380円
2~24ヶ月目3,480円
25ヶ月目~4,079円
3,000円 0円 3年
Sonet WiMAX  1~12ヶ月目3,380円
13~4,379円
3,000円 0円 3年


上記4つが「置くだけWi-Fi」を提供するオススメのWiMAXプロバイダです。4つのプロバイダの中でも一番オススメなのは「ブロードワイマックス」です。

上の表だけみると「GMOとくとくBB」が30,000円以上のキャッシュバッグも貰えるので一番安いですが、キャッシュバック条件が面倒なのでオススメしません。

ブロードワイマックス公式サイトへ

GMOとくとくBBのキャッシュバックを受け取るには?受け取れない被害が多発?

GMOとくとくBBでキャッシュバックを受け取る条件は下記です(公式引用)

キャッシュバック特典は、端末発送月を含む11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご返信があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。

基本メールアドレスはGMOとくとくBBへのご入会時にお作りいただくメールアドレスとなります。キャッシュバックのお受け取りに関してはキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールをご確認ください。

キャッシュバックキャンペーンご注意事項 | 【公式】GMO とくとくBB

上記のとおり、キャッシュバックは簡単な手続きで受取できます。しかし受け取れないリスクもあります。そして実際にGMOキャッシュバックが受け取れなかった人も沢山にいるのでオススメしません。

また「GMOとくとくBB」でキャッシュバックが無事受取できても3年間のトータル費用(契約期間)は125,160円です(受け取りできなければ155,160円)

そして「ブロードワイマックス」は3年間のトータル費用が128,626円です。

つまりGMOでキャッシュバックが無事受取できたとしても「ブロードワイマックス」とトータル費用は3,000円の差しかありません。

この3,000円の差をどう見るかは人それぞれですが、個人的には3,000円の差でリスクがあるGMOと契約するよりは、リスクなしの「ブロードワイマックス」の方が良いと思います。

したがって

・キャッシュバックを絶対受け取れる自信のある人は「GMOとくとくBB」

・キャッシュバックを受け取り出来るか不安な人は「ブロードワイマックス」

という感じになります。

ブロードワイマックス公式サイトへ

GMOとくとくBB公式サイトへ

置くだけWi-Fiの端末

置くだけWi-Fiの端末は現在3つあります(※正確には置くだけWi-Fiは10種類以上あります。しかし既に製造されてない旧型の端末やプロバイダが提供してない端末が多いので現状3つです)

⇔スマートフォンの方、横スクロールできます⇔

端末 通信速度 同時接続台数 製造元/回線
Speed Wi-Fi HOME L02 ・下り最大1.0Gbps
・上り最大75Mbps
最大42台 製造:HUAWEI
回線:WiMAX
WiMAX HOME01 ・下り最大440Mbps
・上り最大75Mbps
最大22台 製造:NEC
回線:WiMAX
SoftBank Air ・下り最大962Mbps
・上り最大10Mbps
最大64台 製造:SoftBank
回線:SoftBank

※端末の最高速度は理論値なので99%出ません。下りはダウンロード(WEB・動画閲覧)、上りはアップロード(SNS投稿・メール送信など)です。基本的10Mbps以上出れば快適にインターネットができます。

上の表では3つのホームルーターそれぞれスペックの差がありますが、正直どれも大差はありません。というのも、私は上記3つのホームルーターを全て検証のため使いましたが、通信速度はほぼ同等でした。

ただ、端末のスペックは高いに越した事はないです。したがってオススメなのは一番ハイスペックの「Speed WiFi HOME L02」です。

↓ちなみに通信速度の目安

数値 状況
1Mbps以下 動画を見るのが困難
5Mbps 問題なくネットが使えるが、使い方次第では満足できない
10Mbps 十分快適に動画を見れる速さ
20~30Mbps とても快適にネットが使える

上記の通り、前述しましたが通信速度は10Mbps以上出れば快適にインターネットが使えます。また5Mbpsであっても動画の画質を下げれば割とスムーズに見れます。

一番大事なのは端末のスペックではなく通信環境です。

↓WiMAXを使う前に、お住まいの地域の通信環境チェックは必ずしましょう。(※ピンクの部分が通信可能エリアです)

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また、WiMAX公式サイトには「ピンポイントエリア判定」という機能があります。この「ピンポイントエリア判定」は地域名を入力すれば下記画像のように○、△、×で地域の通信状態を判定してくれます。

f:id:waifiou:20191012135245j:plain

※○以外が出たらWiMAXは利用しない方が良いです。

WiMAX通信エリアを確認する

ソフトバンクの置くだけWi-Fiはオススメできない3つの理由

【1】ソフトバンク利用者でも高い?

ソフトバンクの置くだけWi-Fi(SoftBank Air)は正直オススメしません。ただ、ソフトバンク利用者ならスマホとセットでSoftBank Airを利用すれば月額1,000円の割引されるメリットもあります。

しかし、Softbank Airが1,000円割引されたとしてもWiMAXより料金が高いです

そして何より、SoftBankAIR利用者の口コミには「通信速度が遅い、繋がらない」などの悪い口コミが多いです...

もちろんWiMAXのホームルーターにも悪い口コミはありますが、SoftBankよりは圧倒的に少ないです。

【2】契約期間が実質4年

SoftBankAIRの契約期間は2年ですが、実は端末の分割払いは2年では終わりません。

というのも、端末代は分割払いだと合計59,400円で36回の分割払いに設定されてます。

そのため分割払いは毎月1,650円の端末料金が発生します。ただ、端末料金は毎月割引されるので分割料金は実質0円になります。

しかし2年だと月1,650円で合計24回しか支払えないので39,600円までになります。そのため2年契約で終了させると余った端末代19,800円を支払うしかありません。

つまり19,800円の高額な料金を逃れるためには2年契約を更新してさらに2年契約するしかありません。

そして3年で端末の分割払いは完了しますが、3年で解約すると違約金9,800円が発生します。したがって損をしないためには結局4年使うしかありません。

いずれにしてもSoftBankAIRなどのホームルーターは一時的に利用するには向いてません。また、一人でWi-Fiを利用して主に動画などを見るのであればホームルーターを無理に契約する必要はありません。

そして現在、ポケットWi-Fiなら契約期間の縛りがなくレンタルできる会社が増えて来ています。

したがって気軽にWi-Fiを利用したい人は以下の記事をお読み頂ければと思います

 

wifi-ou.hatenablog.com

 

【3】ネット混雑時間は通信速度が遅い

SoftBankAIRは夜間などネット混雑時は速度低下しやすいデメリットがあります。

例えば、仕事が終わって家でゆっくり映画を見ようとしたら通信混雑で全然動画が読み込まない...というトラブルが発生しやすいです

SoftBankAIRの悪い評判の代表も通信速度の遅さです。

↓例えばSNSなどでもSoftBankAirの通信速度の不満は多数書き込まれています。

 

 

 


上記のようにSoftBankAirの口コミはとても悪いです。もちろん利用者全員がSoftBankAirの通信速度に不満があるわけではありません。

ただ、現状SoftBankAirは利用者満足度が低いのでおすすめ出来ません。

置くだけWi-Fiのメリット

【1】工事不要

置くだけWi-Fiは工事不要なのが大きなメリットですね。コンセントに挿れるだけでネット開通という手軽さが人気の理由でもあります

例えば住んでるマンションによっては固定回線を導入できない人や引っ越し先で即ネット環境が欲しい人などに「置くだけWi-Fi」は強い味方となります。

また、固定回線だと工事費用が15,000円~40,000円発生するので大きな出費となります。加えて固定回線にはWi-Fiルーターの初期設定(セットアップ)なども必要なので導入費用は基本的に高額です。

しかし「置くだけWi-Fi」なら購入してスグにWi-Fiが使えるので引っ越し先でも即ネット環境が構築できるので大きなメリットです。

【2】通信速度が速い?

一般的に「置くだけWi-Fi」は「小型のモバイルWi-Fi」より通信速度が2倍速いです。ただ、あくまで端末スペック上の理論値です。正直「モバイルWi-Fi」も「置くだけWi-Fi」も通信速度についてはあまり変わりません。

そのためモバイルWi-Fiではなく「置くだけWi-Fi」にするメリットは通信速度ではなく電波強度が高くなると認識した方が良いです。電波強度が高いと通信範囲が広くなります。

例えば、置くだけWi-Fiをリビングに設置すれば各部屋から接続できるという感じです。モバイルWi-Fiは近距離からしかWi-Fiに繋げませんが、置くだけWi-Fiなら中距離からでもWi-Fiに接続できます。

置くだけWi-Fiの端末にもよりますが、「Speed Wi-Fi HOME L02」という端末なら高性能アンテナが4本ついてるので電波は広範囲です。

そのため、「置くだけWi-Fi」は複数人でWi-Fiを使うのに向いています。一人でWi-Fiを利用するならモバイルWi-Fiでも特に問題ありません。

【3】料金が安い

置くだけWi-Fiは固定回線と比べて料金が安いです。工事費やセットアップも不要なので単純にWi-Fi料金だけ負担すればOKです。

しかし固定回線でも安い会社なら月額3,500円~などの会社もあります。しかし前述したように固定回線導入には工事、Wi-Fiルーターのセットアップなどの料金も発生します。

したがって固定回線の月額が約3,500円でもトータルの費用も合わせると高額になるので「置くだけWi-Fi」には料金では勝てません。

また、固定回線のプロバイダの中にはキャッシュバッグで工事費が実質無料になる会社もあります。しかしWiMAXの「置くだけWi-Fi」なら元々工事不要で30,000円以上のキャッシュバッグが貰える会社もあります。

したがって固定回線が工事費無料にしても料金の差は「置くだけWi-Fi」には全く追い付けないのが現状です。

そのため通信環境が良い地域にお住まいの人は固定回線を導入する前に「置くだけWi-Fi」を使ってみるのがオススメです

ちなみにブロードワイマックスなら「初期解約制度」があります。この「初期解約制度」は利用開始8日以内であれば違約金なしで解約できる制度です。

そのため万が一、ブロードワイマックスの「置くだけWi-Fi」の通信速度に満足できなければ初期解約制度を使って違約金不要で解約できます。

ブロードワイマックス公式サイトへ

置くだけWi-Fiのデメリット

【1】速度制限がある

置くだけWi-Fiには速度制限があります。例えばWiMAXなら3日で10GB使うと翌日18時~2時まで一時的に速度制限されます。

ただ、WiMAXなら速度制限されても1Mbpsくらいの速度なのでネットはギリギリ使えます。動画も画質を下げれば何とか見れるレベルなので速度制限は緩いです。

そしてSoftBankには速度制限はありませんが、ネット混雑時などは速度低下します。したがって速度制限無しとは言えません。

 

wifi-ou.hatenablog.com

 

【2】固定回線よりは通信速度が遅い

当たり前の事ですが...置くだけWi-Fiは固定回線には通信速度も通信容量も勝てません。「置くだけWi-Fi」は前提にベストエフォート型のサービスなので通信状態は住んでる地域次第です。

ベストエフォート型とは、商用サービスの品質や契約条件などについての考え方の一つで、提供者側は品質について「最大限の努力」(best efforts)はするが、結果に関して保証や損害の補償などは行わないとする方式のこと。

参照

ベストエフォート型とは - IT用語辞典 e-Words

まあ上記の通り、ベストエフォート型は利用者にとってはメリットがないですね...

また、「置くだけWi-Fi」はオンラインゲームなど大きなデータのやり取りが発生する通信には向いてません。例えば通信エラーが起きやすいです

通信エラーで離脱はオンラインゲームではとても厄介ですからね...

そして大前提に「置くだけWi-Fi」はWiMAXの通信エリアによって通信状態は大きく変わるので、地域によっては満足にインターネットが出来ない場合もあります。

置くだけWi-Fiまとめ

以上が置くだけWi-Fiのおすすめプロバイダやメリット・デメリットとなります。

基本的に「置くだけWi-Fi」はモバイルWi-Fiより通信が速いのではなく、電波強度が高いと認識した方が良いです。

また、置くだけWi-FiはWiMAXの通信エリア、時間帯によって通信速度が大きく変わります。

一般的に置くだけWi-Fiは固定回線より通信速度が遅く、モバイルWi-Fiルーターよりは通信が速いと認識されてますが、モバイルWi-Fiルーターと実質の通信速度に差はあまりありません。

したがって一人でWi-Fiを利用するならポケットWi-Fiが手軽で持ち運びが出来るのでオススメです。家族で共有してWi-Fiを利用するのであれば「置くだけWi-Fi」がおすすめです。

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