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ホームルーターおすすめ3選|もはや光回線並みのスピードが出る?

ホームルーターおすすめ

工事不要で即ネット開通できる「ホームルーター」。コンセントに挿すだけでスグにWi-Fiが使えるので大変手軽です。

しかし「ホームルーター」を提供している会社が多いので結局どこがオススメなのか判断が難しいですよね...

そこで当記事では合計20社以上のWi-Fiを試して評価してきた私が、本当におすすめのホームルーターをお伝えしていきます!

また、意外と知られていないホームルーターのメリット・デメリットもお伝えしていきます。そのため当記事を読んでぜひ、ホームルーター購入検討の参考にして頂ければと思います。

ホームルーターとは?

ホームルーター

ホームルーターは上の画像のような大きめのWi-Fiルーターです。

ホームルーターはモバイルWi-Fiと比べて電波範囲が広いのが特徴です。例えば、一階のリビングにホームルーターを設置すれば二階の各部屋からでもWi-Fi接続出来ます。そのため家族でWi-Fiを共有する人などにオススメです。

また、ホームルーターはコンセントを差し込むだけでスグにWi-Fiが使えるので自宅に光回線を導入出来ない人、引っ越し先で即ネット環境が必要な人にオススメです

ホームルーターのメリット

【1】工事不要で使える

ホームルーターの最大の魅力は工事不要でネット環境が構築できる事ですね。コンセントを差し込めばスグにWi-Fiが使えるのでとても手軽です。

また、光回線だと回線(光ケーブル)を通すために壁に穴をあける可能性もあります。加えて光回線は導入するまでに工事の日程調整もする必要があります。そのため光回線導入までには2週間~1ヶ月くらいはかかります。


しかしながらホームルーターであれば、申込みをしてから最短2日で自宅に届き、電源をコンセントに挿せばネット開通が完了するので大変手軽です。

また、ホームルーターはデザインも美しいのでインテリアとしてもオシャレです。

【2】料金が安い

ホームルーターは月額3,500円~利用できて工事不要です。したがって光回線と比べるとトータルの費用が圧倒的に安いです。

また、プロバイダによってはホームルーターを契約すると高額なキャッシュバッグが貰えるプロバイダもあります。

例えばキャッシュバッグの多いプロバイダだと30,000円のキャッシュバッグが貰えます。そのため約8ヶ月分のWi-Fi料金が実質無料になる場合もあります。

ただ、キャッシュバッグが高額な会社は何かしらの問題がある場合が多いので一概にキャッシュバッグの高さでプロバイダを決めるのはオススメしません。

【3】通信状態が安定してる

ホームルーターは小型のモバイルルーターと比べると通信状態が安定してます。そのため電波が途切れてWi-Fiが切断されるケースもあまりないです。

また、ホームルーターは常にコンセントに挿してる状態なので充電切れの心配もありません。加えてホームルーターは最高速度が1Gbps(1,000Mbps)以上出る端末もあります。1Gbpsという速度は光回線並の速度です。

↓ちなみに通信速度の目安

数値 状況
1Mbps以下 動画を見るのが困難
5Mbps 問題なくネットが使えるが、使い方次第では満足できない
10Mbps 十分快適に動画を見れる速さ
20~30Mbps とても快適にネットが使える

上記の通り、基本的には10Mbps以上出れば快適にインターネットが使えます。従って最高1Gbps(1,000Mbps)というのは非常に速いのがお分かりになると思います。

ただ、あくまで最高速度1Gbpsというのは理論上の最高速度なので99%出ません。ホームルーターの実質通信速度は10Mbps~100Mbpsくらいです。

ホームルーターのデメリット

【1】通信速度は光回線より遅い

ホームルーターは通信速度では光回線には勝てません。ホームルーターの最高速度は光回線並ですが、最高速度は理論値なので実際には出ません。

また、ホームルーターはあくまでワイヤレスなので光回線より通信状態も安定していません。加えてホームルーターはベストエフォート型なので通信は保障されてません。

ベストエフォート型とは、商用サービスの品質や契約条件などについての考え方の一つで、提供者側は品質について「最大限の努力」(best efforts)はするが、結果に関して保証や損害の補償などは行わないとする方式のこと。

ベストエフォート型とは - IT用語辞典 e-Words

また、一般的にホームルーターはモバイルルーターより通信速度が速いと認識されてますが、正直通信速度はモバイルルーターとあまり変わりません。そのため一人でWi-Fiを利用するのであればホームルーターにしなくても良いと思います。

モバイルWi-Fi(ポケットWi-Fi)なら種類も豊富でお得なプロバイダもたくさんあるので、一人でWi-Fiを使うならモバイルWi-Fiの方が利便性が高いです。

 

wifi-ou.hatenablog.com

 

【2】契約期間の縛りがある(2年~3年)

近年Wi-Fiレンタルと言われる契約期間の縛りがないモバイルルーターが登場してます。しかしながらホームルーターは契約期間の縛りがある会社がほとんどです

したがってホームルーターをいつ解約するか分からない人には大きなデメリットです。途中解約は違約金が発生します。また、ホームルーターは端末料金が35,000円~など高額です。

しかし基本的にホームルーターは分割払いにすればプロバイダが毎月割引してくれます。そのため実質無料でホームルーターを使える事がほとんどです。

しかし、もし契約期間内に解約したらホームルーターの料金と違約金が発生するので、高ければ5万円以上は支払うことになります…

ホームルーターおすすめなのは3つ!

※ホームルーターは今まで10機種以上の端末が登場しました。しかし古くなった旧型のホームルーターは敢えて利用する必要もないので最新のホームルーター3つにしぼりました。

↓以下最新3つのホームルータースペック

⇔スマートフォンで閲覧の方、横スクロールできます⇔

端末 通信速度 同時接続台数 製造元/回線
Speed Wi-Fi HOME L02 ・下り最大1.0Gbps
・上り最大75Mbps
最大42台 製造:HUAWEI
回線:WiMAX
WiMAX HOME01 ・下り最大440Mbps
・上り最大75Mbps
最大22台 製造:NEC
回線:WiMAX
SoftBank Air ・下り最大962Mbps
・上り最大10Mbps
最大64台 製造:SoftBank
回線:SoftBank

上記のスペックを見ると分かる通り、ホームルーターなら「Speed Wi-Fi HOME L02(通称:L02)」が一番スペックが高いのでオススメです!

L02は下り最高速度が1.0Gbps出るので光回線並のスピードです。しかし前述したように、最高速度は理論上の数字です。なので実質通信速度は10Mbps~100Mbpsです。※時間帯によって通信速度は変わります。

また、L02は製造元が「ファーウェイ」なのが注目です。ファーウェイは現在のホームルーター業界では最も技術力が高いです。前はホームルーターと言ったらNECが最強でしたが、最近はファーウェイに抜かれてますね...

また、L02は高性能アンテナが4本ついてるので電波が非常に安定しています。したがってホームルーターならL02が一番オススメとなります。

ホームルーターは実質無料で使える!

ホームルーターは端末料金が30,000円以上しますが、基本的にプロバイダが端末代を毎月負担してくれるので実質無料で使えます。

ちなみに現在ホームルーターを提供しているキャリアは「SoftBank」と「WiMAX」です。そしてSoftBank、WiMAXの回線を借りてる通信会社をプロバイダと呼びます。

※ドコモはホームルーターを法人にしか提供していません。auのホームルーターはWiMAXの回線を使ってます。したがって実質ホームルーターを提供してるキャリアは「SoftBank」と「WiMAX」だけになります。

ただ、ホームルーターを提供するプロバイダは沢山いるので結局どこが良いのか悩みますよね...そこでホームルーターを契約するならオススメのプロバイダトップ3をお伝えしていきます。

ホームルーターならここ!おすすめプロバイダTOP3

1位「ブロードワイマックス」

実質料金(3年) 128,626円
契約期間 3年
端末代 0円
初期費用 0円
キャッシュバック 0円
月額 1ヶ月目~2ヶ月目2,726円/
3ヶ月目~24ヶ月目3,411円/
25ヶ月目~36ヶ月目4,011円
通信容量 無制限(速度制限あり)
3日10GB
実質月額 3,572円

ブロードワイマックスは20社以上あるWiMAXプロバイダの中で最安値のプロバイダです。加えてブロードワイマックスはWiMAXプロバイダの中でも常に利用者満足度が一位です。

WiMAXプロバイダはどの会社も同じWiMAX回線を借りてます。従ってどのWiMAXプロバイダを選ぶかは単純に料金が決め手となります。

ブロードワイマックスにはキャッシュバッグはありませんが、月額料金がとても安いです。

WiMAXプロバイダのキャッシュバッグは基本的に受取条件が複雑にされてます。そのためブロードワイマックスのように元々月額が安いのが一番確実です。

どのプロバイダのホームルーターを利用するか悩んだらブロードワイマックスを一番におすすめします

ブロードワイマックス公式サイトへ

2位「GMOとくとくBB」

実質料金(3年) 124,542円
契約期間 3年
端末代 0円
初期費用 3,000円(事務手数料)
キャッシュバック 30,000円
月額 1ヶ月目~2ヶ月目3,300円/
3ヶ月目~36ヶ月目4,263円
通信容量 無制限(速度制限あり)/
3日10GB
実質月額 3,459円

GMOとくとくBBはWiMAXのプロバイダです。キャッシュバッグが30,000円以上でるので、実費費用はWiMAXプロバイダで一番安いです。

※実費費用とは、月額、キャッシュバッグ、初期費用などを合わせたトータルの費用です。

ただ、GMOとくとくBBはキャッシュバッグの条件があります。

↓以下GMOとくとくBBのキャッシュバッグが貰える条件(公式引用)

キャッシュバック特典は、端末発送月を含む11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご返信があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。

基本メールアドレスはGMOとくとくBBへのご入会時にお作りいただくメールアドレスとなります。キャッシュバックのお受け取りに関してはキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールをご確認ください。

キャッシュバックキャンペーンご注意事項 | 【公式】GMO とくとくBB


長いですね…要約すると

・利用開始から11ヶ月目にGMO入会時に作成したメールアドレスにキャッシュバッグ案内メールがくる

・送られてきたキャッシュバッグ案内メールから手続きする

・キャッシュバッグが振込される

上記の流れとなります。特に複雑な手続きはなく簡単にキャッシュバッグが貰えます。しかし簡単な手続きですが油断は禁物です。

実際にGMOとくとくBBのキャッシュバック手続きを忘れてしまう人は結構多いです。

GMOとくとくBB公式サイトへ

GMOとくとくBBのキャッシュバッグ注意点!

「GMOとくとくBBのキャッシュバッグを貰えなかった…」という口コミも多いので注意点を詳細にお伝えしていきます。

まず重要な注意点は利用11ヶ月目にキャッシュバッグ案内メールが届くという事です。11ヶ月目なんてシンプルに遅すぎると思いませんか?忘れていても何ら不思議ではないタイミングです。

そしてキャッシュバッグメールが届くのはGMO入会時に作ったメールアドレスです。例えば普段使ってるGmailなどには届きません。ちなみにGMO入会時に作ったメールアドレスには広告メールが大量に送りつけられてきます。

また、キャッシュバッグ案内メールが届いてから1ヶ月以内に手続きしないとキャッシュバッグが失効されます。(1ヶ月で強制失効なんてGMOがいかにキャッシュバッグを渡したくないのか伝わってきますね…)

いずれにしてもキャッシュバッグはきちんと手続きすれば貰えます。なのでキャッシュバッグを受取出来なかったら利用者の責任です。ただ、GMOも高額なキャッシュバッグを渡さないために緻密な戦略を立てています。

GMOは確かにWiMAXプロバイダでは一番安いです。ただ、あくまでキャッシュバッグ手続きを無事完了した場合です。キャッシュバッグ手続きを忘れたら高い料金を支払う事になるのでリスクがあります。

そのため個人的にはGMOよりブロードワイマックスの方がオススメします。

またGMOでキャッシュバッグが無事受け取れた場合でもトータル費用はブロードワイマックスより3,000円安いだけです。

この3,000円の差を高いと思うか、安いと思うか人それぞれですが、個人的には3,000円の差なら危険なGMOより安全なブロードワイマックスを選びます。

キャッシュバック手続きを絶対に忘れない自信のある人はGMOとくとくBBはおすすめです。

GMOとくとくBB公式サイトへ

【3】SoftBankAIR

実質料金(2年) 107,160円
契約期間 2年
端末代 0円
初期費用 3,000円
キャッシュバック 0円
月額 1~12ヶ月目3,800円
13~24ヶ月目4,880円
通信容量 無制限
※回線混雑時速度低下
実質月額 4,465円

ソフトバンクエアーはホームルーターでも人気なので一応トップ3に入れましたが、オススメはしません。というのも、ソフトバンクエアーは通信速度に不満がある利用者が多いです。

また、WiMAXと比べてソフトバンクのホームルーター通信エリアは狭いので地方だと繋がらない場合があります。

そして何よりソフトバンクエアーは契約期間に問題があります。ソフトバンクエアーの契約期間は2年ですが、端末の分割払いが終わるまで3年かかります。

具体的には、ソフトバンクエアーの端末代は分割払いだと合計59,400円で36回の分割払いに設定されてます。

そのため分割払いは毎月1,650円の端末料金が発生します。ただ、端末料金は毎月割引されるので分割料金は実質0円になります。

しかし2年だと月1,650円で合計24回しか支払えないので39,600円までになります。そのため2年契約で終了させると余った端末代19,800円を支払うしかありません。

つまり19,800円の高額な料金を逃れるためには2年契約を更新してさらに2年契約するしかありません。

そして3年で端末の分割払いは完了しますが、3年で解約すると違約金9,800円が発生します。したがって損をしないためには結局4年使うしかありません。

ホームルーターまとめ

以上がオススメのホームルーターとなります。ホームルーターは工事不要でコンセントがあればスグに使えるので大変手軽です。

また、電波が広範囲なので家族で共有して利用するなら向いています。例えば一階のリビングに設置しておけば二階の各部屋からでも接続できます。

ただ、裏を返せばホームルーターは電波範囲が広いだけです。通信速度はモバイルルーターとあまり変わらず、光回線より遅いです。

また、ホームルーターはネット混雑時などは通信速度が低下します。そのため高画質動画を複数人で見るなどは難しいです。

従ってホームルーターを利用する前に、自分にホームルーターは本当に必要なのか再度検証してみて下さい。ホームルーターは基本的に端末料金が高いので途中解約すると違約金と端末代がセットになって高額になります。

ちなみにブロードワイマックスには「初期解約制度」があります。この「初期解約制度」を使えば利用開始から8日以内であれば違約金なしで解約できます。

したがって、もしブロードワイマックスを使ってみて満足出来なかった場合は「初期解約制度」があるので安心して契約出来ますね。

ブロードワイマックス公式サイトへ